二ノ国II レヴァナントキングダム(感)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレありなのでご注意ください。

●ストーリー 40/50
基本的には王道で満足なんですが…ちょっと…もうちょっとこう…という感触でした。
ストーリーの大筋は文句なしなので、きっと演出なんだろうなあ。
大事なところでムービーじゃなかったり、フルボイスをやめてしまったり、アッサリした感じになっているのが非常に残念でした。
演出さえ熱い感じにしてくれたら、私きっと号泣できるくらい感情移入できたと思います。
私も大人なので予算内に収めることの大切さも、期間内に収めることの大切さも分かっているのですが、台詞回しをもうちょっと熱い感じにするだけでも結構変わったと思うのになあ。

対象年齢低めのためか、苦悩と、それを悩みながら突破していく王の描写が少なかったのもちょっと物足りなかったです。
世界を争いの無い良い国にしたいんだよね。が主人公のスタンスなのですが、ここにもうひと押し欲しかったかなーと。
争いがあることで人口抑制につながって世界の寿命が延びているとか、犠牲がいけにえ効果になって魔人の復活を防いでいるとか、そんな苦悩を王ならではのウルトラCで覇道突破する感じが欲しかったです。
主人公エバン君が王としての資質に覚醒するシーンにもうちょっと重みと意外性を感じ、家臣になりたいと心酔させてほしかったのが残念でした。
それっぽいのが無くは無いんですけどね。
もしくは、主人公の守護神を同年代の女の子にして、ラブストーリー未満からの別れ、そして成長を入れても良かったかなとも思います。

一番の誤算は、PS4なので前述の描写強化(アニメ増加やフルボイス化)も、重い演出も、やってくるはずだと思ってたことですね。
3DSやSwitchで出さないってことで、今作は大人向けに来たんだ!というレベル5の目指す方向と別の期待を持ってしまったのが問題の根本かなと思います。
この内容なら、たぶんSwitchに移植される気がしますね。
最強メイドさんとか隠し仲間キャラになりそうな存在もいますし。

いろいろ書きましたが、点数を見ていただければわかる通り基本的には満足です。
特に自国に愛着がわくのはとっても素敵。
愛するわが国、わが国民…!というふうに、ちょくちょく自国に帰って街並みを見て人々と会話したくなる、不思議な魅力がありました。


●キャラ 10/20
主人公エバン君が、不幸な生い立ちにも腐らず、純粋でとてもいいですね!
思わずロウラン目線で応援してあげたくなります。
声も、エバン君にマッチしていてよかったと思います。

ただ、他のメンバーはあんまりそうでもなかったかなあ。
個性が思ったよりも弱く、コイツ、仲間になるな…!というRPGによくある直感はあんまり働かない感じでした。
当たったのはシャーディーくらいかな。
一番驚いたのは、シャーディーが仲間になったと思ったら、ついでにパーティインしてきたお父さんでした、笑。


●ゲームシステム 15/20
ゲームバランスは途中から極端に悪くなっていると感じました。
具体的には魔瘴気モンスターやExダンジョンのボスですね。
近接主体だと大ダメージを食らうため、MP回復アイテムをガブ飲みして遠距離連打の戦闘一択でした。
このあたり、スターオーシャン5でも感じた、え、何でやられたの…感がありましたね。
仲間も必然的に遠距離メンバが固定になっちゃう感じに。

ただ、ストーリーのボス戦はとてもよくできています。
専用のギミックも相まって、楽しみながら攻略出来ました。
難易度もいい感じ。

メニュー画面の辞典系も良くできてましたね。
これはニノ国1があまり好みじゃなかったので、大きな改善に感じました。
トロフィーと直接関連する項目が無いが少しあったのだけが、ちょっと残念だったくらい。

あとシステム面での私のお気に入りは、自国のメインテーマ曲。
この曲、初期はのどかな曲なのですが、国の発展とともに主旋律は同じまま、豪華になっていくんですよね。
この変化は結構達成感がありました。
思わず自国を周遊して、いろんな人と喜びを分かちあってしまいましたよ。


●グッとくる度 5/10
・国民と作り上げる自国
・ともに成長する、国と国民
・主人公エバン君のまっすぐさ
・たまーにある前作へのオマージュ
などなど。


●まとめると
合計70/100点。
モンハントロコンで若干、修行のような日々を送っていたため、ゲーム楽しい…!感を非常に味わうことが出来ました。
モンハンのリスト埋めも方向性が違うだけで、楽しくはあったんですけどね、笑。
トロフィー難度が前作ほどマゾくなかったのも、好印象で終われた原因かもしれません。
エンドコンテンツのExダンジョン、主戦場が21階以上なのに、20階までとかのショートカット方法が皆無なんですよね。
ここで前作相当の素材集めが必要だったらと思うと、なかなかゾっとするものがあります。

ところでこの感想記事、なんと今年2本目だったのですね!
個人的には後で読み返して一番楽しいコンテンツなので、もうちょっと頑張って書いていきたいと思います。
1ヶ月1本が理想だけど、ここは手堅く2ヶ月に1本くらい目標で…。

ペルソナ5(感)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレありなのでご注意ください。

●ストーリー 45/50
大満足です。
ペルソナはそのテーマから、明るい王道にすることが出来ません。
その関係で、ストーリーにもどんでん返しを入れないといけない、みたいな悩ましい状況になっています。
今回もみんながそのハードルをもって臨んだと思いますが、見事にクリアしていたと感じました。
細かいところのネタばらしを、気になる人はどうぞ。みたいな感じで双葉がしていたのも面白かったですね。

しかし私が一番好きな箇所はその大逆転トリックをしかけるところではなく、ここに大罪人が閉じ込められているんだ…の正体が判明したところでした。
扉の一致に気づいたときは、ゾクッとする感じがありましたね。
あ、あとシリーズ経験者しか気づかない、中の人トリックも良かったです。

上記に挙げたトリッキーな箇所以外も結構好み。
本作は反逆がメインなので、ペルソナに目覚めるときの展開が非常に熱いんですよね。
反逆の所以たる腐った大人・腐った社会が結構ストレスたまる感じなので、感情移入をし切ってからのこの目覚めのシーンには、いっけー!やってやれ!感が非常にありました。
ただその反動からか、日常生活は結構ストレスフルなので、イヤーな気持ちになりながらプレイする期間がそこそこありました。
ここは悩ましいところですねー。

惜しむらくはチラチラ垣間見える豪華版の香りでしょうか。
P4→P4Gを経験していると、最後の1ヶ月くらいの空白期間がどうしても気になっちゃいますよねー。
(1→2月も空白ですが、これは物語の関係で演出上必要な期間だと思います。全CoopがMAXだと特にそう感じますね)
豪華版…追加コンテンツ形式なら、すぐ購入しやすいのですが、RPGはもう1周ですからね。
楽しませてくれてたお礼に!みたいなお布施感謝購入の気持ちはあっても、もう1周か…っていうのが重くのしかかってなかなか手が出ません。
あ、でもP5Dとかの別ゲーなら即購入するくらいのレベルで好きです。


●キャラ 20/20
本作はやっぱりこれが突き抜けてよかったんじゃないかなーと思っています。
お気に入りのキャラはモルガナと康介。

モルガナは嫌いな人いるんですかね?ってくらいの良キャラ。
前作のクマポジションですが、私は今回の方が断然好み。
主人公が無口なので、彼の代弁をするかのごとく非常によく喋ってくれるのですが、そのとき自然な感じですっごいヨイショしてくれるんですよね。
結果が悪かった時も前向きコメントで励ましてくれますし。
それに気をよくして、ノリノリな感じで学生生活を過ごすことが出来ました。
ともすればただの太鼓持ちになってしまいそうですが、そこは途中決裂を描いて、より一層仲が深まる辺りも良かったです。
そんな彼が最後の最後、真ラスボス戦で語る煽りはすっごいアガりました。
「盗り返してやろうぜ!」っていう言葉選びも相まって、もうグッと来ざるを得ない感じ。

康介はあんまりかなーと思って進めていたのですが、エピローグの台詞にセンスがあり過ぎてやられました。
「お前も…笑って生きろ。
 いつかそれを、描いてみたいな。」
的なやつです。
絵画一筋な彼のこの台詞から、人としての成長とか、それを手助けした主人公への感謝とか、いろいろな愛が感じられて非常にグッときました。
普段はただの残念イケメンなんですけどねー。
特に皇帝Coopの4→5の教会での苦悩を描くポイントが、突き抜けてて面白かったです。


●ゲームシステム 20/20
プレイ日記にも書きましたが、非常にオシャレです。
最初はあまりのオシャレさに、ごちゃついてるなーという感想でしたが、慣れてくると全然気にならなくなりますね。
ロード画面の暗転方法とか、右下の主人公を使ったギミックとか、メニュー画面内で各メニューが主人公を中心に切り替わるところとか、慣れた後でもオシャレだなーと感じる箇所が随所にありました。

あと、本作を語る上でやっぱり欠かせないのが素敵な楽曲たち。
テコ入れのあったP3以降の特徴でもありますが、本当によくこんなステキBGMを連発できるなあと感心します。
お気に入りは『Life Will Change』と『Rivers in the Desert』。
どっちも盛り上がるのにオシャレなのが凄いです。
Life Will Changeの方は、いい曲なのにシステムの関係上かかる時間が短かったのがちょっと残念でしたね。
P5Dでのアレンジや、他の楽曲にボーカルがつくのが今からとても楽しみです。


●グッとくる度 10/10
・ロード画面ではためくマント
・予告突入時のショータイム!→Life Will Changeの流れ
・ボステーマ:Rivers in the Desert
・審判のコミュ発生時。ここでこの人とか!と驚きました。
・ボス戦開始時の、パリン!となる瞬間の主人公たちのポーズ。とくに4つめのパレスのが大好き。
・戦闘中、強化かかるときの主人公のポーズ。
・皇帝coopの4→5のイベント
・法王コミュと塔コミュ
・ベルベットルームの場所のトリック
・イゴールの仕掛け
・モルガナのボス戦での大見得
などなどなどなど。
書き足りない感じですが、いろんなところでグッとくるものがありました。
100時間を超えるボリュームの本作を楽しめたのも、要所要所でグッと心を盗んでくれたからだと思います。

●まとめると
合計95/100点。
2ヶ月くらいずっと遊んでいましたが、非常に楽しめました。
敵がクズすぎて日常パートがストレスフルなのは最初どうかなーと思いましたが、早くどうにかしなきゃ!とやめ時を忘れてプレイしてるあたりアトラスさんの術中にハマってる感じがしますね、笑。
あと、1周目で完璧プレイができないのは人を選ぶかもしれません。
ペルソナはそういうゲームなので仕方ないですけどね。
特に本作はコミュMAXの人たちが1-2月に信頼を行動に変えるところにグッとくるので、1周目ではそのイベントは味気なかったです。
正直1周目だけだと最後の印象はあんまりよくなかったと思います。
ただ、2周できる方には非常にオススメですよ。
去年のGOTY候補に残った理由にも納得できる丁寧な作品でした。

シャドウ・オブ・ウォー(感)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレありなのでご注意ください。

●ストーリー 30/50
まず本作、前作シャドウオブモルドールの続き物なのでご注意ください。
ただ前作の内容は結構単純っぽいですね。
シャドウオブウォーの最初にちょこっとだけある、おさらいムービーで大体理解できます。
ゴッドオブウォーをプレイ済みならさらによく分かる感じです。

さて本作、全部で4章構成になっています。
1章は導入なので可もなく不可もなく。
出来ることが少ないのでヤキモキしますが、イベント多めなのはいい感じ。

2章で一気に世界が広がります。
FF13の11章で大平原に出たときの感じが印象的に近いかも。
複数のMAPに散らばったフリークエストにまぎれて、ストーリー性のある連作クエストも散らばっています。
この連作クエ、もうちょっと長ければなー。
1つ1つがものすごいアッサリ終わるので、クエストっぽさがより際立っていました。

3章は一番面白いです。
今までにない戦闘、意外なストーリー、盛り上がるボス戦。と非常にいい感じでした。
これが4章にもあったらなーそしたら大分印象が変わっていたと思います。

4章は蛇足です。
3章で主人公が見せた決意、そしてその代償を描くのだ!という作り手の気持ちは伝わってきますが…ちょっと描きすぎなような。
攻城戦20回は流石に多すぎです。
ここで初出ならまだしも、2章でも攻城戦やってますからね。
そしてそれだけ戦い抜いて迎えるエンディングがアッサリなのも不満点。
指輪物語という続編に上手く繋げないといけないので縛りが多いのは分かるんですが、もうひとひねり欲しかったです。
エンディングも映画の指輪物語を知ってること大前提の造りになってますね。
「ほら、あの有名な指輪物語!みんな知ってるあれ!あなたも内容も知ってるでしょ?だからそこは説明をスキップして、その後タリオンがどうなったかというと~」みたいなエンディングでした。

色々書きましたが、3~4章始めはなかなかグッときました。
冥王に好きにさせるわけにはいかない。しかし明王も欲が深すぎて危うい。
そこでシェロブに覚悟を示すあたりは熱いストーリーでした。


●キャラ 10/20
少ないし、魅力的なキャラもあんまりいないなーという感じですね。
明王はだんだんダメな部分が目についてくるし、冥王は支配支配だし、ナズグルはサラリーマン気質だし、シェロブはゲームオーバー時の顔が怖いし、オークは気に入っても裏切られるし…。
ただこの、みんなに良いところも悪いところもある。という主義や思想をキャラクタライズした感じは洋ゲーっぽかったです。


●ゲームシステム 20/20
アクションが非常に好印象でした。
特に凍った敵に対する連劇の演出とか、空中弓とかの演出がお気に入り。
龍が如く6の感想でも書きましたが、私このスローモーションになる演出に弱いっぽいです。

攻城戦もシステムは好きなんですけどねー。
4章を終えた今となっては、お腹いっぱいすぎて正当な評価が難しいです。


●グッとくる度 4/10
・凍った敵に対する、ダダダダダダという連撃
・支配時の、明王の物になるのだー!
・攻城戦勝利時の、モルドールを明王に捧げるのだー!
・3章の驚きの展開
などなど。
トータルとしてみると惜しい作品でしたが、随所に一級品の輝きがありました。

●まとめると
合計64/100点。
惜しいなーと感じる作品でした。
アクションが良くてストーリーがダメダメって作品はよくあるのですが、本作は章によってはストーリーもいいんですよね。
あとは演出順を工夫して4章の攻城戦がもうちょっと少なかったら、エンディングまで3章のドキドキが続いて大分印象変わったのになあ。という感想です。
オチがオチだけに、「気の遠くなる時間を主人公は耐えたのだ。」ってアッサリ言いたくない気持ちは分かるんですけどね…それならせめて4章の最後にもうひと盛り上がり持ってきてほしかったです。

Undertale(感)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレありなのでご注意ください。

●ストーリー 40/50
今までのRPGとは一線を画す、誰も殺さなくていいRPGというところ、そしてそのストーリーが斬新でした。
残念なのはその余りの前評判の高さで、誰も死ななくていいRPGとして売られてしまっていること。
この部分に、普通に驚きたかったなーと思います。

本作はマルチエンドで、N、G、Pと3つのエンディングがあります。
ニュートラル、ジェノサイド、(トゥルー)パシフィック、なんだとか。
本作のびっくりポイントがNルートの最後にあるため、ちょっとPルートにもうひとどんでん期待してしまうのがもったいなかったかなーと思います。
が、それを覆すほどの正統派なPルート最後の展開はなかなかグッときました。
みんなこういう展開を真似したらいいのになー。
PS1初期の名作、グローランサーを彷彿とさせるような王道っぷりでした。
ちょっとウルウルとさえきましたよ。

インディーズで話題になっただけあって、他のRPGを経験した人にも新鮮な驚きがあると思います。


●キャラ 15/20
マザーっぽい感じ…と言ったらいいんでしょうか。
みんな頭のネジがどこか飛んでいるようなキャラ達です。中には意図的に飛ばしている人もいましたが。
これがイマイチ私はノり切れなくて、ついていけない感じでした。
なんというか、ほんのちょっとだけクドい感じなんですよね。
もうちょっと出番が少ないか、マイルドな感じの方が好みでした。

お気に入りのキャラはグレータードッグとナップスターブルック。
グレータードッグは初回のインパクトが凄かったです。
ナップスターブルックは距離感掴めない感じが好き。


●ゲームシステム 15/20
RPGの防御パートにSTGを持ってくるのは今まで見たことない新鮮さでした。
でも難易度がちょっと高いような…Gルートは難しすぎてあきらめざるを得ませんでした。
高難易度モードがあるんだしストーリー追う人用はもうちょっと手加減してくれても良かった気がします。

あと、曲が素晴らしいです。
こんな短い作品で、ここまで曲が多いのはなかなか無いんじゃないでしょうか。
ラスボスは演出も含めて曲がグッとくる感じでした。
ただ、一番好きなのはGルートのアンダイン戦の曲だったりします。


●グッとくる度 10/10
・Nルートの回廊で聞く衝撃の事実
・Pルートの最後の展開
・Pルートラスボス戦の曲
・Gルートのアンダイン戦の曲
などなど。
いろんなところで期待以上の体験がありました。

●まとめると
合計80/100点。
やっぱりゲームはストーリーですね。
驚きと感動、そしてそれを彩る素晴らしい楽曲と、短いながらも非常に楽しめました。
話題になったゲームだけはある出来でした。
という訳で、私はHerStoryとOneShotを待っていますよ。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(感)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレ大量なのでご注意ください。

●ストーリー 50/50
大満足です。
細かなところはいろいろ気になりますし、王道すぎて先が読めてしまうことも多かったですが、大満足。
いいストーリーは、あの場面どうだった?とか会話したくなったり、意図的にネタバレをやめたくなるもの。
本作もそうさせるものがありました。

ストーリー全体は大体3つのパートに分かれています。
特筆したいのはやはり第2部のベロニカ。
まさかドラクエのストーリーで驚かされるとは思いませんでした。
ドラクエと言えばJRPGの頂点、王道中の王道です。
そのドラクエで、こんなトリッキーな仕掛けを入れた英断には、手放しで最高の賛辞を贈りたいですね。

第3部への導入も結構好み。
サブタイトルとリンクする仕掛けも、どんでん返しと並んで大好物です。
全体的なおさまりは2部の方が好みでしたが、3部にはドラクエがこんなところで終わっちゃ駄目でしょう。というスタッフの維持を感じました。
過去のバッドエンドをグッドエンドにして回る様は、「勇者スゲー!」の一言でしたよ。
これはFFには出来ないストーリーですね。
勇者だから許されてるストーリーなのだと思います。
欲を言えばラスボスに向けて盛り上がりがもうちょっと欲しかったところですが、それはワガママというものでしょう。

エンディングのしかけも、好評のようですね。
私はドラクエ3、6、8しかプレイ済ではなかったので、若干出遅れて「ああー」となりましたが。
最後までファンサービスを入れてくる姿勢は、グッときました。


●キャラ 20/20
どのキャラもいい感じでした。
周りの人に聞いても、みんなパーティメンバーが違うんですよね。
バランス調整もさることながら、どのキャラも魅力的だから得られた結果なのだと思います。

私のお気に入りはシルビアとベロニカ。
シルビアはおかまキャラ補正もありますが、明るいのが好き。
ベロニカはストーリー補正です。あと、れんけい技もベロニカ関連のが好き。


●ゲームシステム 15/20
ほぼまんたん。が2ボタンで出来るのは凄い便利。全部のRPGで真似してほしいくらいです。
またオートランもRPGと相性が良く、よく使っていました。

反面、おや?と思ったのがボウガンとアイテム。
ボウガンは誤射が多く、ボウガンで敵を釣る→剣で切りかかろうと思って○ボタン→後ろの敵にボウガン発動→近寄ってきた敵に切りかかれないままエンカウント。というのがよくありました。
アイテムは主人公たちのアイテムぶくろがすぐ一杯になってしまうのが不満。
最強装備したいのに、アイテムがいっぱいです。という状況をよく見ました。


●グッとくる度 10/10
・第2部のベロニカ
・過ぎ去りし時を求めて、の意味が分かったところ
・最後のファンサービス
・魔軍司令とか大地斬とかメドローアとかのダイの大冒険ネタ
などなど

●まとめると
合計95/100点。
久々の据え置きドラクエということで、ハードルは非常に高かったと思います。
が、そのハードルを見事に大きく乗り越えてきました。
今までドラクエファンではなかったですが、今作で一気に好きになりましたよ。
今から心配しても仕方ないですが、これを超えるドラクエってもう作れないんじゃないかとすら思います。
プロフィール

グラットニィ

Author:グラットニィ
今日も踊っています
リンクフリー&相互大歓迎です

最近のBGM:DIMLIM『vanitas』

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