ネットハイ(感想)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。

●ストーリー 38/50
全体的に好印象です。
ボスの明示、どんでん返し、大団円と非常に正統派な感じで作られています。
押さえるべきところをきちんと押さえ、かつ、プレイヤーの想像通りの容易な展開にさせないというこの丁寧な姿勢は素晴らしいです。
最終章のバトルが若干おまけ的な位置なのが残念でしたが、今までの流れを考えるとやむなし。これ以上を求めるのは酷かなーと。

本編の王道さとは反対に、テキストは超邪道です。
2ちゃんねるで定番のネタをある程度知っている層以外には、沢山盛り込まれたネタの半分も理解できないでしょう。
ここまで一般人を切り捨てに来た男らしさにはびっくりです。
まあリア充爆発しろ!がテーマな時点で、その辺を知っている層しか買わないんでしょうけども。
とはいえネタ的には大体5年前くらいまでで止まっている感じ。最近の流行?である、なんJ語やKbtitとかは知らなくても大丈夫です。

さて本作ですが、個人的にはやはりダンガンロンパとの比較を避けては通れません。
(基本システムがほぼ同じです。カプコンの逆転裁判という人もいますが、私的にしっくりくるのはこっち)
ダンガンロンパは初手で万人が「あ、こいつがヒロインだな」と思う固定観念を見事に打ち消し、プレイヤーを混乱の海に落としました。
そのプレイヤーの混乱が、主人公:苗木くんの混乱と見事にシンクロし、非常に強い没入感を感じられたのを覚えています。
それに対し本作は、相手がリア充を装った非リア充であることは最初から明らかになっています。
つまり、経路はどうなるにせよ着地点には予測が出来ている状態です。
このオチがなんとなくわかっている状態というのが意外性を奪っているため、最も惜しいと感じた点でした。
まあそういうゲームなので身も蓋もないのですが、ここにもう一工夫有ればなあ、という点が残念でした。
いや、良くできた作品なんですけどね。


●キャラ 18/20
個性的なキャラがたくさん揃っています。
が、驚いたのはその再利用の巧さです。
リア充と非リア充の2つの側面を持つキャラ。というシステムとうまくマッチしてるなと感心しました。
お気に入りのキャラはシル。次第に相棒となっていく姿はベタですがグッときました。
また、ボイスも特徴的。
ガチャピン、ムックの中の人が担当されていると思われます。
この辺もドラえもんを起用したダンガンロンパとカブる印象を持った原因かも。

●ゲームシステム 15/20
ADVとして必要なものは大体揃っていると思います。
skipが×長押しだったのは仕方ないかなあ。これ以上高速にすると処理落ちしそうでしたし。
また、バックログからのTIPS閲覧追加やトロフィー:見事なまでの非リア充(1日3時間、1週間連続でプレイする)の途中経過を表示するアップデートを早期に実施したのは好感が持てます。

●グッとくる度 7/10
後半の章でピンチになった主人公が復活→大逆転を迎えるとき、オープニングムービーの豪華アレンジ版(OPでは木琴ぽい感じの主旋律がトランペットに変わります)が流れたのには熱くなりました。こういうベタなの、大好きです。
また、全体的に楽曲が良曲ぞろいだった気がします。ボスも非常にボスっぽい曲で、RPGに転用しても全く違和感ありません。

一枚絵が熱いものばかりだったのもグッときました。
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ところでこれ、グレンラガンのカミナにそっくりすぎる気がするんですけど怒られないんでしょうか。

●まとめると
合計78/100点。
良くできた作品ながらも、ダンガンロンパを味わった後には物足りなさを感じでしまう、申し訳ない結果となりました。
好きなんだけど続編は出ないだろうなあ。
玄田哲章さんも出演されているので、玄田哲章ファンにもおすすめです。

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