スターオーシャン5(感想)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
不満が多めなので、苦手な方はご注意ください。

●ストーリー 20/50
序盤はドキドキしましたが、そこが興奮のピークでした。
雑記記事にも少し書きましたが、演出面が圧倒的に弱く、言葉足らず過ぎます。
突入作戦について議論→意見が不採用になった人は以後徹底してだんまり。
ヘコんだ主人公を慰める幼馴染→幼馴染には一言も話しかけずに戦線復帰。しかも戦線で合流した他のパーティメンバとは普通に会話。
除隊という一大決心をして、師の恩義に報いようとする仲間→除隊の報告を受けた全員がガン無視。
と、通常なら何かを言うべきシーンで何も言わない登場人物が多いように感じました。
逆にあえて無視を決め込んで、すっごいギスギスしている関係にさえ思えましたよ。

メインストーリーは秘密兵器少女の奪い合いに終始して発展性が無かったかも。
色々と旅をしましたが、本当にそのロケーションに行く必要性を感じるようにしてほしかったです。
呪印聖殿の地下なんて、意味ありげなくせに全く無意味エリアでしたので。
意味があるのであれば、作中で(もしくは最悪TIPSで)説明すべきです。
また、スターオーシャンの名を冠するのであれば1つの星で完結するのではなく、複数の惑星を行き来するようなストーリーにした方がウケが良かったと思います。


●キャラ 1/20
本作の最大の問題点はこのキャラにこそあると思っています。
共通しているのは、かっこいい大人を描こうとして大失敗しているところです。
味方も敵も、かっこいい、シビれる、渋い大人が皆無です。

特にエマーソンは味方であることも相まって、最大の不満キャラです。
女好きだけど締めるところは締める艦長。という、一見いい感じのキャラなのですが、描写が追い付いていません。
女好きの設定でもいいのですが、メインはかっこよくて、サブで女好き。というキャラにすべきです。
例えば、現地の情報収集や密偵との会話のカモフラージュが主目的で、女性とばかり会話する所だけが趣味の部分。みたいに。
現状だと上記の主目的が全くなく、ただの星をまたにかける女好きなので全く憧れることが出来ません。
考えが浅いにもかかわらず、責任能力が低いのも最悪です。
例えばリリアを泣かせてしまうところ。
慰めるのをフィデルに任せるのは信頼度の差分なのでまあいいとして、謝罪をあんな遠くからするのはダメな大人な気がしますよ。
しかも謝罪の言葉が「言葉のあやだったんだ」だけときました。
子供相手なのに、ちゃんと謝らない。本当は大切に思っているというフォローをしない。など不信感抜群です。

主人公の父親ダリルも、描写不足。
息子を愛し信頼しているからこそ、一人前の大人として突き放しているように見えなくもないですが、肝心の息を引き取るシーンでカタコトになってしまうため、もうちょっとフィデルをどう想ってたかヒントをくれ!という気分でした。

敵キャラも小物の集まりです。
まず、敵組織の全容が分かりづらく、今戦っている敵がどの程度の格なのかの判断がつきません。
トロフィー対象の敵は、ありきたりでも四天王とかの異名を付けておくべきだったと思います。
あと、キャラの個性が少なすぎ。
まさかモンスターに変身→これが力か…心地よい気分だ。の流れを2回も見せられるとは思いませんでしたよ。しかもどっちもラストダンジョンですし。
そんな感じで、たいして描写されていないにもかかわらず底が透けて見えるという残念な敵たちでした。

個別Endに唯一ムービーが無いヴィクトルがあまりに不憫なので、彼のために1点だけ追加。

●ゲームシステム 5/20
こちらもあんまりでした。
通常攻撃の3すくみは、必殺技連打の方が強いので完全に死に要素です。
PAも「ネコ…」の一言で終わったりと発生させる気を削がれていきます。
合成は、ランダムで結果が変わるクリエイティブ合成でのみ入手できる素材が必要になるため、ただのセーブ&ロードコンテンツと化しています。
クリア後にatkを9999にして一気に強くなるところがちょっと楽しかったくらい。

また、このゲーム、ストーリーの難易度曲線がちょっとおかしいです。
アンヌ護衛ミッション、デル・スール戦、浮いている機械の雑魚キャラ、イセリアクイーンなど、おや?と感じるポイントがちょくちょくあります。
共通しているのは、敵の攻撃力が高すぎて急に死ぬこと。
テイルズみたいにじわじわ削られていったり、立ち回りに失敗して死ぬ感じではないので、自分の死に納得感が持てず、ただただ理不尽に感じました。


●グッとくる度 1/10
パーティスキルの絵がかわいいです。

●まとめると
合計28/100点。
期末の超大作でしたが、だいぶ期待外れに終わりました。
期末に滑り込んだ作品は要注意かも!という教訓を得ることが出来たので、よしとしましょう。
最近のRPGでは珍しく、収集要素も含めてガッツリやり込んだところがトロフィーのゴールですので、リストが埋まっていくことに快感を覚える方は満足できるかもしれません。

やっぱり私が気に入るゲームはストーリーとキャラの成分が支配的なんだなあ。と再認識しました。

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