FINAL FANTASY XV(感想)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレ有なのでご注意ください。

●ストーリー 35/50
映画KINGSGLAVE路線で進めてくれたらよかったのになーという印象です。
指輪の強さと王の責務。みたいなものがちょっと弱かったかなと。
絶大な力を手に入れるために王の資質みたいなものを歴代の王に試されていく、そんな主人公の王に至る道を描いた方が良かったような気がします。
アルスラーン戦記で描かれているような王っぽさを期待していたので、ちょっとおや?という感じでした。
代わりに仲間感は非常にでていましたね。
一人になったときの寂しさは、ほかのゲームでは味わったことがないくらいの心細さでした。

そういえば、その心細い13章ですが描写不足のためUpdateが予定されていますね。
私が気になった、以下を補足してくれる内容だといいなー。
・指輪の試練が皆無。
 映画は何だったのかと…王様とは言えみんな孫に甘いおじいちゃんなのですかね。
・ニフルハイム急に滅びすぎ
 道中落ちてる日記だけで概要把握しろというのは取捨選択が潔すぎでは…。
・プロンプトの出生問題
 苦難が見えないため、ただの出身地紹介になっているような…いっそスパイの方が分かりやすいくらい。

エンディングについては、また自己犠牲系ですか…という感想。
ノムティスさん自己犠牲系好きすぎです。
特に今回は死ぬ意味の後付け感が凄くて、別に自己犠牲系にしなくても良かったのでは…ちょっと不満です。
とはいえ、最後タイトルに続く演出や、写真の演出は大好きなので、後味的にはそこそこ満足。


●キャラ 10/20
お気に入りキャラはイグニスとアラネス。
イグニスはモルボル戦後のイベントが良かったです。
アラネスもアネゴ的な感じが好き。
FF7ACでも感じましたが、竜騎士って3Dにすると技が非常にかっこいいですね。

反対にあんまり好きじゃないのがノクト王子とグラディオ。
ノクト王子は無気力系主人公なのがなんだかなーという感じ。
もうちょっと、王っぽくあろうといて欲しかったです。
グラディオはちょっとノクトへの当たりが強すぎ。
イライラしてんじゃねぇ!ってお前には言われたくないよ!と思いました。


●ゲームシステム 15/20
私はバグに遭遇しなかったので好印象です。
特に戦闘は非常に楽しめました。
・キャンプにはイベントが豊富にもかかわらず、ホテル宿泊してしまいがちな夜システムと経験値優遇。
・インフレし過ぎて全然足りないAP
・1つしか受注できないモブハント
など細かい点は気になりますが、戦闘が楽しいので許せました。
FF7リメイクにも期待が持てますね。

●グッとくる度 6/10
・プロンプトの「ん~ありがとうー、チョコボー」
・過去作のカーオーディオ
・うまく決まったときのシフトアタック
・ド派手な召喚獣
などなど、光る要素はたくさんあると思います。

●まとめると
合計66/100点。
点数は低く出ましたが、満足度はあります。
この点の低さはFFという高いハードルによるものなのかなと。
今後もDLCやUpdateが続くそうなので、しばらく楽しもうと思います。
そういえばプロンプトがVRつけてるやつどうなったんですかねー結局使いませんでしたよ。

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Gone Home(感想)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレ有なのでご注意ください。

●ストーリー 35/50
恐怖を感じつつも、次第に謎が解けていく感じはなかなかよかったです。
ただ、うっすら全容を把握できてから、ちょっと中間にイベントが少なかったかなと思います。
起承転結の転が無いような感じを受けました。

とはいえエンディングというか、オチには満足。
こういうエンディングを見ると、ニューシネマパラダイスという映画を思い出してモヤモヤしてしまうのですが、私的に「物語として」好きなのはこっちかなあ。
その後の人生とかを考えた場合は、モヤモヤしてしまうのだと思います。
演出も音楽が素晴らしくて、パッと目の前が広がって駆け出したくなる感を味わえました。
この辺の盛り上げ方も大好き。


●キャラ 5/20
イマイチ惹かれませんでしたが、それが良かったのかなと思います。
この物語の登場人物は、どこかにいそうな、リアリティを大切にして作られています。
なので共感できるところは多々あるのですが、ヒーロー性が無いんですよね。
私がグッとくるキャラたちは、基本主人公的な人たちばっかりなのでこの点数になりました。
とはいえ、このゲームはこちらの方が正解なのだと思います。

●ゲームシステム 10/20
可もなく、不可はちょっと有り。
基本的には問題ないと思いますが、これは…!という要素も特にありませんでした。
タイムアタックの時に扉の開閉バグに遭遇したので低めにつけてやろうかと思いましたが、オーディオコメンタリーでちょっと許せました。

●グッとくる度 6/10
エンディングのカタルシス感が良かったです。
が、それ以上に良かったのがオーディオコメンタリー。
仲の良い開発風景が伝わってきて、非常に聞いていて楽しかったです。
靴が無いことになるほど!と思ったり、フロリダが驚くほどdisられていたり…w

●まとめると
合計56/100点。
インディーズ界隈で一時期有名だったらしい本作、PS4で配信してくれて良かったです。
こういう評判の高いものはどんどん輸入してほしいなーと思います。
というわけで、Her StoryとUndertaleを私は待っていますよ!

テイルズ オブ ベルセリア(感想)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレ有なのでご注意ください。

●ストーリー 39/50
感情vs理で、主人公が感情側だったため、熱いイベントが多かったです。
感動というよりは興奮で、ちょっとウルっとくるところもありました。
ただ後半は我を通すことを決めて犠牲を出すこともやむなしと進んでいくので、この割り切りのよさは好き嫌いが分かれるかもしれません。
ゼスティリアの殺す殺すと言いまくる命を軽く扱う不快感とは違い、しっかりと信念第一で犠牲は小さく留めたいが大事なところは絶対に譲れない。という描写方法なので、私は大丈夫でした。

終始一貫した明確なストーリーでしたので、ボスが色々変わるヴェスペリアよりも私の評価は高いです。
ただストーリーに意外性が欲しい欲張りな私ですので、この点数にしました。
ストーリーが進むにつれ謎も解明されて行きますが、ミスリードを利用したようなどんでん返しはほぼ無いに等しいので王道モノだと思っています。
それを悪人側で描いているところが本作の面白いところですね。
意図しているのでしょうが、終始、身を粉にして正義に尽くしたゼスティリアとの対比が印象的です。
結果ベルセリアの方が何倍も遊んでいて楽しいのも、面白いですね。
あ、そういえばどんでん返しカラクリが1つだけありました。
フラグがゼスティリア中にあるので2作しないと分からない上に、私は結構初期に気づいたので、前作プレイをオススメするかと言えば微妙ですが…。

プレイ中でストーリーに感じた不満点は、特等対魔士の少なさ。
終盤の4という数と揃えるために仕方なかったと思いますが、オスカー&テレサが何もせずどんどん格上げされて行くさまは、各地の喰魔の警備の薄さも相まって、「もしかしてこの聖寮ってだいぶタレント不足なしょっぱい組織なのでは…」という感想を抱かせました。
とはいえ、全体的には概ね満足です。
スタッフロールのこういう出会いもあったのにね…的な挿絵は、なかなか良いアプローチだと思いました。


●キャラ 19/20
本作の魅力はまさに、ここに詰まっています。
プレイ日記にも書きましたが、本ゲームはライフィセット少年の育成ゲーでもあります。
そのため、見本となる成熟した魅力的な大人がパーティに揃っているのです。
今回のパーティは3グループに大別できると思っています。

一つ目が、マギルゥ、アイゼン、ロクロウの大人組。
彼らは自分の中で挫折や苦い過去、出会いや幸福を消化して、自身の信念にまで昇華しています。
私が大人に求めるものは、まさにこの譲れない信念、自分の中にある正義の部分です。
プライドが高くて人の話に耳を傾けないのは論外ですが、折れながら、修正しながら、育て磨きぬいた芯の部分は、魅力的な大人が必ず持ち合わせているものです。
この3人にはその曲げられないところ、自信をもって自らをかけて貫こうとしているところがしっかりと見えたので、非常にグッときました。

二つ目は、ベルベット、エレノアのお姉さん組。
この2人は自分たちの基礎ができ目標も定まりつつありますが、本当にその道を進んでいいものか戸惑い、迷っています。
作中でも揺れ動きながら、自身の答えを導こうと苦闘しているのが見えます。
最終的にエンディングではこの2人も自らの問いに決着をつけ、大人組に合流しているように思えます。

三つ目は、ライフィセット少年。
彼は目標すらまだ模索している途中になります。
そのため失敗も一番多いですが、先に挙げた5人全員に助けられ、立派な性格イケメンへと成長していくのです。

この保護者関係というか、大人が導いて育てていく感じが何とも言えず微笑ましくて良かったです。
特に素晴らしいのが大人組ですね。
時に背中で語り、時に道を示し、時に疑問を投げかけて焚き付け、答えへと促していく姿は、理想とする大人像でした。
私がスターオーシャンのエマーソンに感じた大いなる不満点が、ここに解消されたのです。


●ゲームシステム 19/20
素材集めは非常に面倒でしたが、全体的によくできています。
料理システムで戦闘後の体力を気にしなくてよかったり、航海がだんだん短くなっていったり、移動の遅さを後半にテコ入れしたりと、フラストレーションがたまりそうな所に手を入れているのは非常に好印象です。
武器のスキルにランダム性がある際の、売却ロック機能も当然標準装備。この辺は流石です。
欲を言えば、ロックした物以外の武器と防具を全部売る機能が欲しかったかな。
戦闘が単調と言われているようですが、アクション好きだけどアクションが得意でない私は特に不満に思いませんでした。


●グッとくる度 10/10
大人組のステキさ。
熱いストーリー。
ピンクに光るコントローラ。
コントローラから音が出るミニチャット。
スーパーロボット大戦の必殺技のようなノリで叫ぶ、エレノアの第2、第3秘奥義。
などなど、いろいろグッと来るものが多いです。

しかし特筆すべきはコレ。
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誰だ!アイゼンに銀縁眼鏡を掛けようなんて思ったやつは!
そこになおれ!褒めちぎってくれる!!
完全に不意打ちを食らいました。


●まとめると
合計86/100点。
前作ゼスティリアでテイルズはもうダメかな…と思っていたのですが、杞憂に終わりました。
得意の人種問題やエネルギー問題にも持っていかず、まだまだテイルズ行けるじゃない。と思わせてくれる作品でした。
まだまだこの世界観で過去/未来話は作れそうですが、そろそろお腹いっぱいなので、次回作は別世界が希望です。

submerged(感想)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。

●ストーリー 10/50
ICOやワンダのような、言語不要系のストーリーです。
こういう系は雰囲気が命なのですが…うーん、もうちょっと足りないかなあ。
基本的に同じことの繰り返しで、あんなに短時間でクリアできたにもかかわらず冗長に感じました。

コレクションを集めて解き明かしたストーリーもインパクトに欠ける感じでした。
荒廃世界系は好きなジャンルなので、ちょっと期待しすぎたかも。
そんな感じで結構序盤で飽きてしまったのですが、オチが気になり進めることに。
が、結局世界の謎は解き明かされないままで終わってしまいました…。


●キャラ 2/20
魅力的なキャラがいないような…。
惹かれたのはお姉ちゃんの献身さ、くらいかなあ。
ただストーリでも述べた通り若干冗長だったので、弟には早く起きなさいよ。という気分になりました。

●ゲームシステム 3/20
壁判定が甘いのはインディーズなのでご愛敬かなと思います。
ただ、バグったときにそこからの復帰が速いのは好印象でした。
あと、ポーズ画面は全体的にPS1初期を思わせる出来。
ポーズ画面にも雰囲気成分を足して、もうちょっと豪華にしても良かったのではと思います。

●グッとくる度 3/10
オチが全く予測できない結果だったので+3点。
全体的にイマイチかなーと思っていたのですが、プレイ中はこのオチは予測できませんでした。
ただ、全体を振り返ってみると、グッと来たのはそれくらいかなーという感じ。

●まとめると
合計18/100点。
雰囲気ゲーなのですが、もうちょっと光るものが欲しかったです。
じゃあ世界観は?というと、こちらも微妙。
荒廃した世界で植物が育っているため、水が汚いんですよね。
もうちょっと水上の植物は減らしていいのではと思いました。
また、動物たちも植物に侵されているため若干緑色に。
これもカビのようでいまいち愛せませんでした。

スターオーシャン5(感想)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
不満が多めなので、苦手な方はご注意ください。

●ストーリー 20/50
序盤はドキドキしましたが、そこが興奮のピークでした。
雑記記事にも少し書きましたが、演出面が圧倒的に弱く、言葉足らず過ぎます。
突入作戦について議論→意見が不採用になった人は以後徹底してだんまり。
ヘコんだ主人公を慰める幼馴染→幼馴染には一言も話しかけずに戦線復帰。しかも戦線で合流した他のパーティメンバとは普通に会話。
除隊という一大決心をして、師の恩義に報いようとする仲間→除隊の報告を受けた全員がガン無視。
と、通常なら何かを言うべきシーンで何も言わない登場人物が多いように感じました。
逆にあえて無視を決め込んで、すっごいギスギスしている関係にさえ思えましたよ。

メインストーリーは秘密兵器少女の奪い合いに終始して発展性が無かったかも。
色々と旅をしましたが、本当にそのロケーションに行く必要性を感じるようにしてほしかったです。
呪印聖殿の地下なんて、意味ありげなくせに全く無意味エリアでしたので。
意味があるのであれば、作中で(もしくは最悪TIPSで)説明すべきです。
また、スターオーシャンの名を冠するのであれば1つの星で完結するのではなく、複数の惑星を行き来するようなストーリーにした方がウケが良かったと思います。


●キャラ 1/20
本作の最大の問題点はこのキャラにこそあると思っています。
共通しているのは、かっこいい大人を描こうとして大失敗しているところです。
味方も敵も、かっこいい、シビれる、渋い大人が皆無です。

特にエマーソンは味方であることも相まって、最大の不満キャラです。
女好きだけど締めるところは締める艦長。という、一見いい感じのキャラなのですが、描写が追い付いていません。
女好きの設定でもいいのですが、メインはかっこよくて、サブで女好き。というキャラにすべきです。
例えば、現地の情報収集や密偵との会話のカモフラージュが主目的で、女性とばかり会話する所だけが趣味の部分。みたいに。
現状だと上記の主目的が全くなく、ただの星をまたにかける女好きなので全く憧れることが出来ません。
考えが浅いにもかかわらず、責任能力が低いのも最悪です。
例えばリリアを泣かせてしまうところ。
慰めるのをフィデルに任せるのは信頼度の差分なのでまあいいとして、謝罪をあんな遠くからするのはダメな大人な気がしますよ。
しかも謝罪の言葉が「言葉のあやだったんだ」だけときました。
子供相手なのに、ちゃんと謝らない。本当は大切に思っているというフォローをしない。など不信感抜群です。

主人公の父親ダリルも、描写不足。
息子を愛し信頼しているからこそ、一人前の大人として突き放しているように見えなくもないですが、肝心の息を引き取るシーンでカタコトになってしまうため、もうちょっとフィデルをどう想ってたかヒントをくれ!という気分でした。

敵キャラも小物の集まりです。
まず、敵組織の全容が分かりづらく、今戦っている敵がどの程度の格なのかの判断がつきません。
トロフィー対象の敵は、ありきたりでも四天王とかの異名を付けておくべきだったと思います。
あと、キャラの個性が少なすぎ。
まさかモンスターに変身→これが力か…心地よい気分だ。の流れを2回も見せられるとは思いませんでしたよ。しかもどっちもラストダンジョンですし。
そんな感じで、たいして描写されていないにもかかわらず底が透けて見えるという残念な敵たちでした。

個別Endに唯一ムービーが無いヴィクトルがあまりに不憫なので、彼のために1点だけ追加。

●ゲームシステム 5/20
こちらもあんまりでした。
通常攻撃の3すくみは、必殺技連打の方が強いので完全に死に要素です。
PAも「ネコ…」の一言で終わったりと発生させる気を削がれていきます。
合成は、ランダムで結果が変わるクリエイティブ合成でのみ入手できる素材が必要になるため、ただのセーブ&ロードコンテンツと化しています。
クリア後にatkを9999にして一気に強くなるところがちょっと楽しかったくらい。

また、このゲーム、ストーリーの難易度曲線がちょっとおかしいです。
アンヌ護衛ミッション、デル・スール戦、浮いている機械の雑魚キャラ、イセリアクイーンなど、おや?と感じるポイントがちょくちょくあります。
共通しているのは、敵の攻撃力が高すぎて急に死ぬこと。
テイルズみたいにじわじわ削られていったり、立ち回りに失敗して死ぬ感じではないので、自分の死に納得感が持てず、ただただ理不尽に感じました。


●グッとくる度 1/10
パーティスキルの絵がかわいいです。

●まとめると
合計28/100点。
期末の超大作でしたが、だいぶ期待外れに終わりました。
期末に滑り込んだ作品は要注意かも!という教訓を得ることが出来たので、よしとしましょう。
最近のRPGでは珍しく、収集要素も含めてガッツリやり込んだところがトロフィーのゴールですので、リストが埋まっていくことに快感を覚える方は満足できるかもしれません。

やっぱり私が気に入るゲームはストーリーとキャラの成分が支配的なんだなあ。と再認識しました。
プロフィール

グラットニィ

Author:グラットニィ
今日も踊っています

最近のBGM:ジャシー『男前』

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