FC2ブログ

FINAL FANTASY VII Remake(感)

ff7r_k.jpg


今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレありまくりなので、未プレイの方はご注意ください。

●ストーリー 35/50
物議を醸す展開です。
世間でも賛否両論とのことで、私もまあそうでしょうねーという気持ち。
本作は、2つの視点から語る必要があるのかなーと思っています。

1つ目の視点は、原作再現。
これはかなり期待値以上だったんじゃないかなと思いますよ。
とにかくクラウドさんがカッコよくて大満足な本編でした。
ムービーの殺陣も、相変わらず何やっているか全然わからなかったですが、カッコよさは抜群でしたね。

ただその分、カッコよさのパターンがワンパっぽい感じなのがちょっと残念でした。
落ちそうになる→誰かに捕まって助かる。みたいなシーンと、ジャンプからシュタっと着地するシーンがめちゃめちゃ多かったです。

また、追加されたシナリオも私は微妙かなあ。
サムとかマムとか思い入れのないキャラを掘り下げられてもなあ…という感じでした。
そのシナリオにリアクションしてるクラウドさんを、追加シナリオ分見てられるので、そこは満足でしたけどね。
あ、ただ、知っているキャラ(ビックス、ウエッジ、ジェシー)の掘り下げは良かったです。

2つ目の視点は、原作改変。
ここに本作の否定派意見が集中していると思います。
どんな状態かザックリいうと、ループものみたいな感じになっているんですよねー。
「また」救えないのか…?という言葉や、運命通りになるよう現実に干渉するフィーラーなる存在が出てきます。
この時の「運命」は、FF7原作のようですね。
原作に沿わない状態でピンチになるクラウドさんたちを救ってくれたり、のちのち明かされる真実を序盤で喋ろうとする人をストーリーから排除しようと働きかけてきます。
本作ラストでそのフィーラーを撃破することで、原作から解き放たれた誰も知らない物語が始まる…というENDなのですが、これ以降どこまでシナリオを変えてくるのかなあ。

例えば本作では、序盤からセフィロスが登場しまくり、クラウドにガンガン話しかけてきます。
ゆえに、最初はクラウドを気にも留めず、途中に存在を認識してからは駒として使い捨ててきた原作の不気味な感じは薄れているんですよねー。
そのような扱いだったクラウドがセフィロスに対峙するために、犠牲を乗り越えながら葛藤しつつ、過去と向き合って自己を見つめ直すあたりが原作FF7のグッとくるところなんだけどなあ…みたいな不安は各所にありますね。

フィーラーの干渉があまりに多いことから、REMAKEはFF7原作とは違い、放っておいたら主人公たちが失敗しちゃう世界線っぽいですね。
ただその運命から解き放たれたクラウドさんをセフィロスが勧誘してきたことから、本作は何度もループしてきた世界の最終周のような感じを受けます。
長い長い時間、クラウドたちは星の記憶として再生を繰り返し、原作シナリオ通り何度も何度も星の命を救ってきた。
その裏で、はるか遠くのブラックホールががジワジワとクラウドたちの世界に近づいてくる。
今作REMAKEでも、フィーラーの助けを借りればいつものように原作通り星の命は救うことはできる。
ただしそのENDだとついに星に到達したブラックホールに取り込まれてしまう。
つまりこのREMAKEでは運命の輪から解き放たれてブラックホールの危機を避けるという、いつもと違う世界の救い方をしないといけない。
…というような展開の予感がします。
この通りだと、セフィロスもクラウドさんたちを導いてくれた存在として善人側に回りそうな気配すらありますね。

…まあ、嫌な予感はしていたんですよね。実は。
ネムレスとかいう黒くてドロドロの敵が出てきた時の、あまりのキングダムハーツっぽさに。
なんなら最終トレーラーで、灰色のモヤモヤが出てきたのをみたときに。
うっすらと「これは大幅な改変が入ってしまうかもしれん…!」と覚悟はしていました。

ちなみに改変への私の評価ですが、ミッドガルのみのリメイクであるため、是非のジャッジは保留です。
風呂敷を広げてきたのはよくわかりましたので、あとは後続作品の畳み方次第ですね。
ループものというのは私の予想ですが、本当に歴史は繰り返す系ループなら、ACやDCの続編がREMAKEということにもできますもんね。
AC/DCに繋げないでいいのなら、シナリオはいかようにでも決着させられる自由度を持ったということになります。
この未知に期待を抱きながら、今はただ自己犠牲オチだけはやめてくれ…!と祈るのみです。


●キャラ 20/20
文句なしです。
思い出補正ありありなのは認識していますが、とにかくクラウドさんがカッコよくて大満足。
女装姿も違和感がない感じに収まっていましたね。
最高評価衣装を着た時に、「貴方ならウォールマーケット…いえ、ミッドガルのNo.1も狙えるわ!」と勧誘を受けたのにも納得な仕上がりでした。
このステキクラウドさんになるまでに、何度も試行錯誤を繰り返してくれたスクエニスタッフには最大の賛辞を贈りたいですね。
ムービー中に出てくる旧バージョンのクラウドさんを見ているとその苦労が偲ばれます。
ff7r_7.jpg
この猫目verもセフィロス似で魔晄中毒者っぽい感じは出ていますが、現verを見てしまうと現verが正解!と思いますよ。

エアリスのカタコトお姉さんっぽさも、バレットの途中下車できない感じも、レッドXIIIのお茶目かっこいい感じも良く出来ていましたね。
ティファは元気娘路線かと思いきや正ヒロイン感満載な感じになっていましたが、このあとユフィが合流することを思えば私は全然アリだと思います。


●ゲームシステム 20/20
1週目EASY、2週目HARDで遊んでいたのですが、どちらもいいバランスでした。
ここまで良く調整されてるなーと感じたのは、ウィッチャー3以来かもしれません。
難所をアクションのテクニックで乗り越えるのではなく、マテリアの使い方や戦闘時の作戦で突破できるようになっているところがそう感じた理由です。
多少アクション下手でも、作戦がハマった感を出せるのは好感触でした。
味方A.I.がガード偏重で物足りなさを感じた時もありますが、自分の作戦によって戦況が大きく変わる感じを出すためには、控えめにするしかなかったんだろうなあと思っています。

半面、存在意義がよく分からなかったのがCLASSICとNORMAL。
クラシックは戦闘テンポが悪くなるうえに、思わぬ敵に負けてしまう時があるんですよね。
この殴った方が絶対早いし強い!というのに何の意味があるんだろう…?と思ってしまうモードでした。
ノーマルは1周目にしては難しいし、2周目にするにしてもトロフィーついてこないしで、立ち位置が微妙な印象。
ほとんどの人がノーマルでゲームを始めると思われるので、難しさゆえに本作の評価を下げてしまうでは…と心配になりました。
私も体験版に手を出していなかったら、ノーマルで遊んでいたと思いますし。

メニュー画面も大きな問題なし。
武器装備画面でR1を押すと出てくるクイックマテリアに気づくまでは使いにくさが凄かったです。
最初からこのモードでもいいのになあ。とすら思いました。
また、武器強化と武器装備をワンボタンで切り替える機能も欲しかったですね。

チャドリーレポートは…ちょっと存在自体が微妙です。
バトルレポートシステムは面白かったんですけどねー。
僕が作った召喚マテリアです!と報酬を渡されると、世界観に反しているようで微妙な気持ちになりました。
支援やコマンドのマテリアは研究っぽさが出ているので百歩譲って許せますが、召喚だけは天然モノしか取れないようになってた方がよかったなあ。


●グッとくる度 10/10
・エアリスの、支払い中ですけど?→ん?→んん?の流れ
・バレットの、いざって時には頼りになる。同類だ。のセリフ
・バレットがフィーラー戦に向かう時のセリフと、メインテーマがかかる演出
・ジェシーの、なんつってー。
・街中からべた褒めされる女装クラウド
・端々でカッコよすぎるクラウドさん
などなど。
私は原作信者なので、細部まで逃さずリメイクしてやる!という心意気を感じられるいろんなシーンにたびたびグッときながら遊んでいました。
それだけに、自室にて髪をツンツンヘアーにシャッシャッと整える描写がなかったのが悔やまれますが…これはコスタデルソルで別荘を買うまでおあずけなんですかね。いろいろと楽しみです。


●まとめると
合計85/100点。
起承転結のうち、大きな転を入れてきた問題作です。
ただ、それを受けた結の部分が次作に持ち越しになったので、この点数にしました。
あとあと全作品を遊んだ後に、これは必然でこれ以上ない1作目だった。と評価が変わる可能性もありますけどね。
ただ、巷で好評な原作に超忠実な聖剣3リメイクを見ても私の食指が動かないことを見ると、FF7REMAKEこれで正解なのかもとも思えてきました。
クリアした当初は、なんでこんな変なことするんだー!と憤慨してましたけどね、笑。
いずれにせよその評価が出るのはまだ先のこと。
いいものが出てくるように祈りつつ、その"先"がちょっとでも短くなるように待つばかりです。

ところで現在、PSNでティファのテーマが無料配信中ですね。
早速切り替えてみたのですが、その演出にびっくり。
なんと3Dのティファがゲームアイコンよりも前にいます。
PS4のダイナミックテーマって、こんなこともできるんですねー。
その立体感に感動しつつ、しばらくはこのテーマで余韻に浸る予定です。

0 Comments