FC2ブログ

龍が如く 7(感)

ryu7_k.jpg

今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレありありなのでご注意ください。

●ストーリー 40/50
新主人公によって、年数のかかる設定やしがらみが追加できているのがいいですね。
特に若との対比は、リニューアルならではでした。
光と闇というタイトルも本作を端的に示していてよかったですね。
社会的立場だと若=光、春日さん=闇ですが、内面やそれに集まる仲間を加味すると逆転するのがなんとも寂しい感じでした。

ストーリーも謎が謎呼ぶ感じでよかったです。
若が出てきてすべてがつながった時にはハッとなりました。
ボタンの掛け違えで悲劇に転落していくストーリーも、龍が如くっぽさが非常に出ていましたね。
そしてそのまま熱い演出で若が改心して終わるのかと思いきや…最後にも龍が如くあるあるの展開が。
この展開は読めなかったです。
現実でもかき回してややこしくする人ってこういう性格の人ですよねーと思いながら見ていました。

敵キャラクターも知らないキャラばっかりなので、組織の不気味さが増していてよかったです。
ただ、そこはやっぱり龍が如く。
行きつく先は東条会と近江連合なんですよねー。
特に東条会の上層部はほぼ動かせないため、シナリオには大きな制約を感じました。
それだけに今作を使って組織解体したのは思い切ってよく舵を切ったなーと高評価です。
龍が如く1作目から追い続けた身としてはちょっと寂しくもありましたけどね。
それよりも、今後の自由度が増したことの方が好印象でした。

システムがRPGになったことで、味方との共闘感が増していたのも特徴です。
メインシナリオや食事の会話は今までにない和やかな感じでよかったですね。
ただ今までのシリーズと異なりバラエティーに富んだメンバーになるので、全員が主戦力級に活躍していることに違和感を感じたりもしました。
突出してうーんと感じたのは、極道に囲まれてピンチの時に難波さんが助けにきたシーン。
ホームレス1人増えてもこの状況は好転しないのでは…と感じてしまいました。
せめて増援を呼んできてくれて、自分は主人公の助けをする。みたいな演出ならまだ納得できたんですけどねー。


●キャラ 20/20
主人公交代でどうなるかと心配していましたが、シリーズファンがニヤリとできる要素満載でよかったですね。
東条会も近江連合も知ったメンバーが活躍しているので、龍が如くを遊んでるなあ。という満足感がありました。

お気に入りの新キャラは趙と石尾田。
趙は序盤の不気味さが絶妙なバランスでしたね。
キャラデザも相まって、底の見えない感じと、こちらが爆弾の信管の目の前にいるようなヒリヒリした感じがよく出ていました。
蓋を開けたらただのいい人だったので、そこはもうちょっとクセがあっても良かったのかなとも思いますけど。
あと、鉄山靠をバシッと敵に決めてる姿もカッコよくて、中二病の私にはグッときました。

石尾田は敵組織の層の厚さを表現してくれたので良かったです。
初登場時に重機を使ってきたこともあり、真島の兄さんを彷彿とさせる感じだったのも好印象の理由。
生半可な攻撃だと確定で反撃をしてくるのも、キャラが立っていて好みな感じでした。
シナリオ上仕方ないのですが、後半株がだんだん下がって小物感が増していったのが残念です。


●ゲームシステム 10/20
シリーズ初のRPGということで苦戦されたと思いますが、もうちょっと…な部分が多い感じでした。
特に気になったのは3つです。

1つ目は、シームレスバトル。
フィールドマップがそのまま戦闘場所になるため、壁にちょくちょく引っ掛かります。
自動で迂回して攻撃する挙動もうまく働いていないことが多く、壁の向こうの敵を目指して壁にゴリゴリ進み、諦めてワープするという姿を結構見かけました。
また、位置関係が時間によって勝手に変わっていくのも同システムの微妙だったところ。
これによって範囲攻撃や縦一列の攻撃が当たるかどうかが運ゲーになり、死に技と化していましたね。
私も後半は確定で3体にヒットする雷のお告げばっかり使っていました。

2つ目は、AIの頼りなさ。
私、主人公以外の仲間の攻撃はAIに任せるのが結構好きなんですよね。
ただ本作では、弱点が判明している敵に耐性のある技を使っている姿を見て、一斉通常攻撃以外のAIの使用を封印しました。
ペルソナとかで弱点を的確に攻めている姿に慣れちゃうと、ただランダムで技を使うAIは物足りなさすぎる感じです。

3つ目は、難易度バランス。
トロフィー記事でも触れたのですが、RPGにしてはバランスが悪い感じでした。
序盤はまだいいバランスなのですが、金の皿を売って遠くの武器屋でアイテムを買うと一気に簡単に。
そこからずっと簡単なのですが、真島の兄さんで急に難しく。
蒼天堀バトルアリーナで修業&武器強化したら終盤までずっと簡単に。
しかしエンドコンテンツは薬強化が前提。
と難易度をグラフにすると、漸増ではなく、昔の2段階リミットの携帯電話通信料契約みたいな感じでした。


●グッとくる度 5/10
・桐生さん登場時に、Receive Youが流れるところ
・桐生さん=龍として、ドラクエみたいになるところ
・サブクエ含めた過去作の再登場
などなど。

個人的にカラオケのインパクトがだんだん弱まっているように感じているのが惜しいところです。
とはいえ、カラオケの突き抜け具合は龍5で極まった感があるので、同クオリティを求めるのは酷かもですが…。


●まとめると
合計75/100点。
桐生さんサーガが終了し新主人公になったのですが、うまく世代交代できたんじゃないかと思います。
ドラゴンクエストなシーンも、バトンがうまく引き継がれたような感じでグッときました。
それと同時に、東条会と近江連合という大きな制約を、本作を使って解消させたのがとても好印象でしたよ。
気は早いかもしれませんが、自由度が一気に広がった次回作の展開が非常に楽しみです。

反面、システムは若干の不安がありますけど、どうなるんですかねー。
春日さんをRPG好きにしてしまったので、なかなかARPGに戻しにくい気も…。

0 Comments