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Ghost of Tsushima(感)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレありなのでご注意ください。

●ストーリー 35/50
・メインクエ
イベントシーンの連続で、ドキドキしながら進めることができました。
不気味で凶悪な蒙古軍から民を守ろうと、手段を選ばずに敵を殺していく主人公の葛藤が良く描かれていましたね。
今まで善or悪の2択にこだわってきたインファマス製作が活かされていると感じましたよ。

それだけにエンディングの報われなさはなんだかなーという感じです。
しかも武士の身分を失った主人公に、「だから誉れの無い戦いは駄目って言ったじゃない…」と、死体蹴りまでしてきますからね…。
誉れとかいうフワッとした忠告じゃなくて、具体的な問題点を指摘してくれよーとちょっと思いました。
しかもその手段を選ばない主人公に助けてもらっているのに…と結構なぐぬぬ感でしたよ。

ただ、主人公が民衆に支持されすぎたために謀反の危険アリと幕府に判断されたところは、いかにも時代劇な感じでちょっと納得しちゃいました。
源頼朝vs源義経っぽさがありますよね。

・サブクエ
だいたいその人に問題あるのに反省はしない人たちで、なんだこの人たちは…という感想を抱くことが多かったです。
特に政子殿は自分を非難してくる人を逆ギレでバッサバッサと斬っていきますからね。
主人公も「お、おう…」みたいになっていました。

ゆなくらいがバランス良かったんですかねー。
自分の過去だけに問題がとどまっていて、やりすぎると破滅するっていう主人公への暗喩な感じが唯一無かったです。
ただ、描写のグロさは、ゆなのクエストが一番でしたね。
R-18なだんご三兄弟を見た時には、これプレステでやっていい描写なんだ!と驚きました。

・その他
メインクエはそこそこの長さですが、サブクエは1つ1つが短かったこともあり、盛り上がりに欠けた感じでしたね。
しかも序章:守ノ段にサブクエが固まっていたせいで、どうしても序盤はあっさりと進む印象を受けました。
アッサリ度だと蒙古の拠点開放もストーリー皆無のため薄味でしたね。
5拠点目くらいから作業感と戦う感じになっていました。

この辺のバランスは、伝承クエが一番良かったと思います。
飽きが来ないし、毎回新しいギミックあるし、おまけに主人公が格段に強くなるし、とどこを取っても好印象でした。


●キャラ 10/20
前述のサブクエあっさりのせいか、ここが弱いような印象を受けました。
もうちょっとモノローグとかがあっても良かったんですかねー。
ただあまりに過去回想を入れすぎると、主人公へのフォーカスがブレるので難しいところです。
でもなー龍三とか仲良かったんでしょうけど、ただの思い入れの無い敵にしか映りませんでした。

お気に入りのキャラは愛馬:影です。
いくつか候補がある中で、自ら選んで付けた名前なので愛着もひとしお。
「行くぞ影!」、「いい子だ、影。」、「影、お前が相棒でよかった。」など、乗馬のたびに声掛けするので余計に思い入れが湧きます。
それだけに、例のシーンは悲しくてショックでしたね。
暗転から「友の墓」とスポット名が出た時には、かげーーー!となりました。


●ゲームシステム 20/20
文句なしの満点です。
過去のゲーム体験を振り返っても、1番なんじゃないでしょうかというくらいの出来。
ロードもスパイダーマンと同じくらい速いし、探索は風が導いてくれるので攻略サイトを見る必要がありません。
超綺麗な景色が印象的にふさわしく、最近流行りのフォトモードも完備。
SS撮るときにバックグランドのゲームにポーズがかかる仕様も、ブログ用にパシャパシャしまくる私にはとても好印象でした。

ただ、一番驚いたのはセーブまわり。
本作って一本道ストーリーなのですが、最後の最後に分岐があるんですよね。
「あ、セーブしてないや…。選択後にオートセーブ入っても嫌だし、今電源落としたら分岐前から再開できるかな…」と思ってアプリ終了するのがいつものコース。
しかし本作は、なんとこの選択肢が画面に出ている状態からセーブができました。
ここまで親切な、というかユーザーが一番セーブしたいと思うタイミングでセーブできるようになっているゲームは初めて見ましたね。
当たり前のことなのですが、なんだかとても感動しましたよ。

前述のとおりそのシステムに感動しまくりだったので、装備がいっぱいだと稲荷の護符で追加物資が取れなくなる点や、アイテム取り逃し防止のためにほぼ旅人装備固定になってしまう点には全然目をつむれます。


●グッとくる度 5/10
・和歌の最後の一首が辞世の句という演出
・後半ストーリーの盛り上がり(特に友の墓のシーン)
・冥人の型の、圧倒的鬼人感
などなど。

また、本作はスタッフロールも日本に寄せてきています。
ディレクター=監督、アート=美術あたりは分かるのですが、プログラマー=演算設計はちょっと面白かったです。
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●まとめると
合計70/100点。
序盤はもったりして退屈でしたが、それを乗り切ると怒涛の展開で最後まで駆け抜けることができました。
これは私の隅々まで探索しながら進む癖で、さらに悪印象が増している気がしますね。
それができちゃう親切なシステムも相まって、序盤なのに飽きそうになっちゃっていました。
普通に遊ぶ分には、中だるみせずに遊びきれちゃいそうな気もします。

その辺の確かめ算は、10/17発売のDLCで行う予定です。
どんなトロフィーが来るかはまだ明らかになっていませんが、NG+ならメインだけ駆け抜けようと思いますよ。

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