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十三機兵防衛圏(感)

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今まで楽しんだゲームの傾向から、
ストーリー5割、キャラ2割、ゲームシステム2割、グッとくる度1割で振り返ります。
ネタバレありありなのでご注意ください。

このゲームはネタバレを見てしまうと魅力がガクッと落ちてしまうので、少しでも興味のある方は以下の文章を見ないことを強く推奨します。

●ストーリー 40/50
複雑に絡み合う物語と、それぞれの想い。
それらが破綻なく組み立てられ、徐々に核心が明らかになっていく様子はとても興奮しました。
各所で絶賛されているのも納得の出来です。
特に網口編での世界の様子が明らかになるところ、如月編で鞍部君の親友の秘密が明らかになるところ、誰編か忘れましたがセクター移動が時間移動ではないと明らかになったところの3つは背筋がゾクゾクしましたよ。

それだけに、さらにその先のオチである実は仮想世界で…っていう2段目のオチが私にはもったいなく感じちゃいました。
私、こっちの方のオチは遊びながら予測してたやつだったんですよね。
私の予想をはるかに超える巧妙な仕掛けだったのか!と1段目のオチにとても驚いていたところに、この2段目のオチがきたので1つ目の方が良かった…と思う気持ちをどうしても抑えられませんでした。
私がゾクゾクした3つのポイント全部に、データ世界なら何でもできちゃうじゃないっていう感想を持っちゃうんですよねー。
データの中ならタイムスリップも特定個人にしか見えない幻影も、何の制約もなく出来ちゃうじゃん…と。

ただ、最終防衛線へ向かう物語の収束具合や、曲による戦闘の盛り上がり、そこから綺麗にフラグを回収してハッピーエンドに持っていく様は見事ですね。
さすがヴァニラウェアという感じです。
あまりに綺麗なエンディングすぎて、いつの間にいいやつになったんだ井出!?と置いてけぼりを食らったくらいでした。
クリア後に慌てて、評判の高いブログのまとめ記事や、開発者インタビュー記事ネタバレありのトークショー記事などを読み漁りましたよ。


●キャラ 20/20
さすがにこれだけいると好きなキャラも出てきますね。
私は、しっぽがお気に入りです。
2周かけて執念で十三機兵防衛圏というゲームの舞台を作り上げた姿はグッときましたね。
薬師寺さん目線だと終始信用ならない相手でしたが、笑。

キャラ別ストーリーで一番好きなのは緒方編。
ループものの王道な展開で、とても綺麗にまとまっていたのが理由です。
そういう目線で見ると、冒険活劇の南編、ネタバレ要因の郷登編と、それぞれにテーマがありそうな感じもしますね。


●ゲームシステム 20/20
ADVパートはヴァニラウェア得意の美麗2Dなので文句なし。
バックログも備わっていて、とても親切でした。
ただ、キャラの上に収まる文字数で会話が進むため、長台詞はぶつ切りに感じてしまって〇ボタンを連打したくなる気持ちに支配されてましたね。
連続して遊んでいると慣れて特に気にならなくなるんですけど。

3D戦闘のシステムはびっくりしました。
ヴァニラウェアのノウハウには無かったと思いますが、遊んでいて全く気になるところが無かったです。
ちょっと画面が地味かなーくらい。
これは私がRTSをあまりやらないからの感想かもしれませんね。
トロフィーが取れたのでやめちゃいましたが、武装強化や機体強化で、まだまだやり込みできそうな感じでした。


●グッとくる度 10/10
・世界の境界が分かったところ
・鞍部君の秘密が明らかになったところ(そしてそれが超序盤で提示されているところ)
・タイムワープではなく、独立した世界だと判明したところ
・中ボス戦で、因幡さんの歌が流れながらのバトル
・最後の大団円と、幸せなエピローグ
・「嫉妬など低俗で愚かな衝動だ…だがそれは、私を支配している」という理性的にジェラってる自分を分析する郷登くん
などなど。


●まとめると
合計90/100点。
第2のオチが私好みではなかったものの、全体的には満足度高かったです。
フラグを回収しまくって、いい読後感のハッピーエンドに向かう様子は、同社のオーディンスフィアを思い出させましたね。
そしてそのハッピーエンドを紡ぐべく、物語最終盤でカップルが誕生しまくります。
カプ厨の私はニッコリな展開でしたが、これ拒否反応出る人もいるだろうなあと思うくらいのくっつきっぷりでした。

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