レイジングループ(1)

人狼開始です。
人狼ゲームを題材にしたADV:レイジングループを始めました。
かなり前からその高評価は耳に入っていたのですが、いままで食わず嫌いしていたんですよね。
理由はいくつかあって、ランダム黒幕にするとストーリーがどうしても弱くなってしまう点、ケムコというメーカーが旧世代RPGのイメージしかなかった点、ADVが最近おっくうになってきた点、私が人狼ゲーム自体に苦手意識を持っている点、などで手が伸びませんでした。
ただ本作はストーリーの評判がよく、ケムコとしても異質の作品だ。ということ。
よく見に行くブログでかなり高評価だったこと。
ファタモルガーナで、私の中にADVブームが来ていること。
などが決め手となって、やっと今頃手を付けることになりました。
人狼ゲームは昔、チャットゲームっぽい部屋でやったことあるんですよね。
ただ周りの皆さん慣れた方ばかりで、発言の少ない私は初日グレランで吊られることが多く、だんだんと苦手意識だけが蓄積した状態で今日まで過ごして来ちゃいました。
しかし実際に人狼ゲームを舞台にした作品を遊んでみると、私が感じていた人狼ゲームとは全然別物の面白さを感じています。
本作の舞台はとある集落なのですが、全員がほぼ顔見知りであるため既に関係性が出来上がっており、なかなか理詰めで行動しません。
また、日本が舞台のためにやっぱりそんなふんわりした理由で殺人はどうなのよ…という意見もあります。
更に普通の人狼ゲームと違って日常生活もあるため、ルール外の殺人みたいなイレギュラーが出てくるんですよね。
このあたりが相まって、単純に人狼ゲームを見ているだけではない面白さがに繋がっています。
気づけばすっかり引き込まれて、そこそこのテキスト量にもかかわらず1回目の人狼ゲーム終盤まで読み進めちゃいました。
果たして、V系バンド:ジグザグのVo.にそっくりなSSの李花子さんとともに、どこまで生き残ることができるのでしょうか。